クラス説明


ジュニアクラス

小学生の方対象のクラス。

初めて新体操に触れるスタート地点から正しい基礎を丁寧に伝えることで、新体操らしく美しく踊るためには正しい身体の使い方が必要であることを理解し身につけることを目標にします。

講師は常に真剣にレッスンとお子様に向き合いますので、心地よい緊張感の中、日常とは切り替えて真剣に物事に取り組む集中力を身に付けられます。

レッスンでは当クラブの特色としてお子様の習得段階に合った独自の課題演技の練習及び発表や、定期的なスキル認定テストを通して短期的・中期的な課題目標が明示されるため、何となく毎週レッスンに通うということはありません。

目標に向けて努力する計画性や継続力を養えます。

「頑張ったら私にも出来た!」という経験はお子様の健全な自己肯定感を高め、どのような物事に対してもまずは挑戦してみようという積極性を育みます。

基礎運動能力を発達させるトレーニングや、側転や倒立などのプレアクロバット要素、縄跳び等も積極的に取り組むので、

体力作りや運動能力の向上に直結し、学校の授業で自信が持てるきっかけにもなります。

ジュニアAクラス・Bクラスとあるため習い事の目的や目標に合わせたクラス選択が可能です。

お子様それぞれが自身の目標や意欲を持ち継続することが出来ます。


レベルアップクラス

週一回の練習では物足りない、もっと頑張りたい小学生の方対象のクラス。

正しい身体の使い方を理解し基礎技術を正確に習得出来ることを目指します。

正しい基礎トレーニングを通して故障の少ない将来に繋がる伸びやかな身体の土台作りをすると共に、新体操らしく美しく動くために必要な身体能力と理解力の向上を目標にします。

基礎基本の徹底により、新体操とは何か、正しい体の使い方はどのようなものか、新体操らしく動くとはどういう意味かということを知識と身体の両面から徹底して身につけます。

少し難しいことにも挑戦していく中で、努力が形になる喜びを実感し、新しいことに積極的に取り組む心を養います。

試合にも挑戦していく中で、目標に向けて計画し努力する方法や様々な心構えを学ぶことが出来ます。

一人一人の進度に合わせ、頑張りたい・もっと上手になりたいという気持ちを応援するクラスです。

育成クラスを目指したい方、中体連クラスの準備をしたい方にもお勧めのクラスです。


中体連・高体連クラス

中学生・高校生の方対象のクラス。

中体連・高体連大会出場を目標にして練習します。

東京都の中体連大会は全国最多の数百人規模の大会です。

小学生時から選手としてのトレーニングを積んできた方だけでなく、一般クラスの愛好者であった方や中学生から新体操を始めた方も大勢出場しますので参加層が幅広く、懐の深い大会です。

年に二回、夏の大会(1~3年生)と年末の新人戦(1〜2年生)があります。

中体連大会は学校に新体操部が無くても参加可能なため、どなたにも是非目標にして頂きたい大会です。

小学生時に競技用のトレーニングを受けていない方でも各自の目標を持ち出場することが可能です。

正しい身体の使い方やトレーニング方法を学び成長期を無理なく迎られる伸びやかな身体作りをします。

公式ルールに対応した演技が出来る技術の習得を目指します。

競技ルールについても丁寧に伝えることで競技における新体操とはどのようなものか確実に理解して演技できるようにします。

柔軟に予定を組めるため学校や塾などとの両立が可能です。

それぞれが可能な形で出来る限り新体操と長く関わり、新体操が好きという気持ちを応援するクラスです。


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※中体連大会スケジュール

【予選大会】

・中体連登録は4月中旬まで

・申込は5月初旬 

・大会は6月上旬~中旬開催

・中体連指定種目2種目のうち1種目のみの演技

【決勝大会】

・7月下旬開催

・予選大会各種目の上位30名が進出

・中体連指定種目2種目

・上位者は関東大会進出

【新人戦】

・12月頃開催(1・2年生のみ)

・1種目を各自選択(同クラブ同学年から同じ種目は不可)

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※中体連大会出場を希望される方はお早めのご準備・ご相談を強くお勧めいたします。

競技経験がない、もしくは競技経験の浅い生徒が競技用の演技を習得することは想像以上に難しいことです。

競技経験がない方や浅い方は遅くとも3月には演技創作を開始していなければ予選大会には間に合いません。

また、中体連大会は2023年よりクラブチーム登録移行により各競技団体においてクラブチーム名による参加が可能となっております。

以前は新体操競技は各学校に部活がなくとも書類上の部活として出場することが可能でしたが、制度の変更に伴い、学校名で出場する場合は必ず学校の教諭が当日引率しなければならなくなりました。

報道等でもあります通り教諭の負担の軽減方針により、クラブチームの登録で出場出来る場合はクラブチームの所属で出場するように学校側から指導される(学校からの教諭の派遣を断られる)ことが多くなりました。

クラブチーム登録で参加する場合は年度始めの4月中旬までにクラブチームから中体連へ所定の手続きを完了させなければ、その年度内の参加資格は得られません。

よって中体連大会出場を希望される方は、たとえ新人戦からの出場希望であっても、年度の開始時には意思表明をしていただかないと出場することが難しくなります。

(中体連大会以外の非公式戦で選手のレベルに合った大会に出ることは可能です)。

中体連大会出場を希望される方は3月末までにご相談ください。


育成クラス

小学三年生~中学生の方で真剣に新体操に取り組む方対象のクラス。

正しい身体の使い方を論理的に理解し実践した上で公式競技会に対応できる発展的な技術を習得することを目指します。

地道な基礎練習の上に高度な技術や豊かで自由な表現が成り立つことを知り、日々の努力や積み重ねの大切さを学びます。

自ら目標を持ち、課題を克服するために自主的に考えて行動する力を育みます。

当クラブでは本人の努力ではどうしようもない身長や四肢の長さ、持って生まれた関節の可動域のみで選手を選抜することはありません。

生徒本人に競技選手として頑張りたい、自己を向上させたいという真摯な強い思いがあれば、講師は真剣に生徒と向き合い練習に取り組みます。

「選ばれた人・身体条件を満たした人がやる新体操」ではなく、「とことん新体操を頑張りたい気持ちに応え、個々の能力を最大限発揮すること」を目標にするクラブです。

人によって能力や身体条件の差があることは厳然たる事実です。

しかし、頑張りたいと思う子供には挑戦するチャンスを提供したい、大好きな新体操を上達したいという素直な子供の心に応えられるクラブでありたいという理念を実現するべく、

講師は常にトレーニング方法やルールの研究及び審判能力の向上の研鑽を積み、最新のスポーツ科学や解剖学を学び、新体操のみならず芸術への造詣を深めることに務めています。

各々の生徒が持つ能力を最大限引き出し成長出来る環境を提供出来るよう日々模索し、

新体操とは何かを常に考え、真摯に生徒一人一人と向き合っています。

真剣に競技に取り組むことは時としてとても残酷な現実に向き合うことでもあります。

持って生まれたものの差、才能という絶対的な壁など、努力ではどうにもならないものがあることを知ることもあります。

しかし、精一杯努力しても目標へ到達しなかった経験は「出来ない理由は決してその人が努力していないことだけが原因ではない」という他者や自己への寛容さの視点を育みます。

才能に恵まれた人は、どれだけ努力しても出来ない人がいるという現実を知ることでいかに自分が恵まれているかを知り、恵まれた能力を最大限活かすことの大切さと幸運に感謝する謙虚さを身につけることが出来ます。

そしてどのような人でも、的確な努力をすればそこには必ず本人なりの成長があります。

変えようのないことを受け入れ自分なりの成長を喜ぶ、

こういった健やかな思考習慣は、

人生が上手くいかないのは全て本人の努力が足らないせいという極端な自己責任論や、それとは逆に、どうせ努力しても無駄というような厭世的な考えなど、

とかく極論に振れがちな現代社会を、健やかにしなやかに前向きに生き抜いていくためにとても大切な心構えではないかと考えます。

日々の練習の中で努力の大切さを知り、自分なりの成長を実感することで自己肯定感を得ると共に、

努力ではどうにもならないことも時にはあることを知ることで、他者や自己への寛容さや自分の幸運に感謝する謙虚な心を持ち、

他者の才能や努力に敬意を払えるバランスの良いしなやかな心を育みます。

 

また当クラブでは成長期のお子様が適切な休養を取り、ご家族と過ごす時間や余暇を大切にして欲しいと考え、毎週末一日中練習があるというような練習時間を設定することはありません。

確かに練習時間は競技能力向上のためには大切なことです。

しかしながらご家族との触れ合いや趣味の時間、勉学と向き合う時間も同じように大切なことだと考えています。

限られた時間の中で自分の能力を最大限に伸ばすためにはどうするべきか考え実行する力を養い、タイムマネジメント能力を高めます。

本格的な競技選手となるシニア期を健やかな身体で迎えられるよう、正しいトレーニングによって確かな身体の土台を築き、極力故障のリスクを低下させることを大切にしています。

画一的なトレーニングに留まらず、一人一人の身体や性格の特性に向き合い各々に必要なトレーニングや演技内容を指導することで、

着実に苦手を克服し長所を伸ばすバランスの取れた選手育成をします。

ジュニア期で息切れすることのない、心身ともに健やかで息の長い競技者を育てることを目標としています。


選手クラス

講師に認定され競技選手として真摯に新体操に向き合うことが出来る16歳以上の方対象のクラス。

競技に対応した高度な技術の習得と共に競技者としてだけではなく表現者として踊れる身体と芸術的感性・創造力の育成を目標にします。

自主・自律を徹底し、自ら考え実行する計画性や責任感、常に高い志を持ち弱点を素直に受け入れ課題を乗り越える強くしなやかな心を育みます。

物事に真摯に取り組む経験を通じて、他者の努力や才能に敬意をはらい人を尊重できる人間性を育むことを目指します。

「私はやり切った」と納得して満足して選手生活を終えられるように、どのような選手になりたいのかどんな踊りがしたいのか、その為には何が必要かを常に意識づけることを大切にし、各々の最大限の能力を発揮できるように指導し見守り続けます。

競技選手である以上技術の習得は勿論大切です。

しかしそれと等しく、新体操を通して多くを学び強くしなやかで健康的な心身を養うことを当クラブでは大切にしています。

新体操選手ではなくなった後の人生の方が何倍も長いのです。

 

「新体操が好き」という気持ちを持ち続けて長年やり抜いた継続力や粘り強さは得難い心の財産です。

日々試行錯誤し困難を乗り越えてきた経験によって健全な自己肯定感をもち、自信をもって社会へ踏み出せる心の土台を育みます。


・育成クラス認定基準…日々のレッスンの中で意欲・向上心・集中力・理解力・技術等を含め総合的に判断します。

本人の努力では変えようのない、生まれ持った身体条件のみで判断することはありません。

日々真摯に取り組む姿勢と素直な心を最も大切にしています。